酒米新品種「萌えいぶき」 試験醸造酒 限定発売のご案内

酒米新品種「萌えいぶき」 試験醸造酒 限定発売のご案内
広島県及び関係機関により開発された酒米新品種「萌えいぶき」が2023年に発表され、弊社でも試験醸造をおこないました。
この試験醸造酒の純米吟醸について、生原酒として瓶詰めしたものを2024年4月に限定で販売開始いたしました。

広島の新しい酒米の個性をお確かめいただければ幸いです。

「本洲一×萌えいぶき 純米吟醸生原酒」商品紹介ページ
 ※この商品は、弊社Webサイトの通信販売ではご購入いただけません。


この商品は、事前にご予約いただいた酒販店様に対してのみ、ご予約分の数量限定で出荷いたしました。
下記酒販店様にてお買い求めください。
なお、各店舗様にて在庫が品切れとなりましたら終売となります。

 イオン宇品店様 (広島県広島市)
 酒商山田様 (広島県広島市 ほか)
 石川酒店様 (広島県広島市)
 そごう広島店様 (広島県広島市)
 福屋八丁堀本店様 (広島県広島市)
 和田酒店様 (広島県広島市)
 丸本登勇本店様 (広島県広島市) 
 リカーショップマツヤ様 (広島県広島市)
 浜井酒店様 (広島県江田島市)
 参匠様 (広島県廿日市市)
 酒のフジオカ様 (広島県福山市)
 ハートピア川口店様 (広島県福山市)
 ハートピア春日店様 (広島県福山市)
 ハートピア新徳田店様 (広島県福山市)
 にこまる酒販様 (大阪府大阪市)
 酒庫住田屋海田店様 (広島県安芸郡海田町) ※4/26(金)オープン予定





「萌えいぶき」とは・・・

広島県が関係機関(※)と共同で開発した酒造好適米の新品種です。
地球温暖化による夏期の酷暑への対応の要請から、次の4つの特長を備える品種となるよう育成されました。

 1.高温登熟耐性を持つこと
 2.多収であること
 3.溶解性に優れること
 4.精米時に割れにくいこと

2012年から、溶解性に優れる特長を持つ品種「改良雄町」を母として、高温登熟耐性に優れ草丈の短い品種「西南136号」(後の「なつほのか」)を父として交配が開始されました。
株の選抜が進められ、県内酒造会社による2021年からの実規模での酒造試験にて特徴が有望であることが認められた系統に「広系酒45号」の地方番号を付与し、2022年1月にこの品種登録が出願されました。

2023年10月1日に酒米の名称が「萌えいぶき」に決定し、発表されました。


※関係機関 : 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター
      全国農業協同組合連合会広島県本部
      広島県穀物改良協会
      広島県酒造協同組合



梅田酒造場での試験醸造・・・

 原料米に「萌えいぶき」を全量使用し、総米500kgの仕込みで試験醸造をおこないました。
 精米歩合は60%で、酵母は「広島吟醸酵母」を使用しています。

 2024年2月上旬から仕込みを開始し、2024年3月14日に上槽となりました。
 醪の米の溶け具合はスムーズで、「溶解性に優れること」という特長はしっかり出ているように感じました。
 その分、出来上がったお酒は米の味わいのしっかり乗った仕上がりになりました。

 こうして出来上がった純米吟醸を、数量限定にて生原酒としてお届けいたします。
 広島が造り、送り出した酒米新品種のお酒を、是非この機会にお試しください。



※原料米に広島県が開発した既存の別品種「千本錦」を使用し、精米歩合と酵母は今回の試験醸造と同じ「60%精米」「広島吟醸酵母」で製造した本洲一の既存商品が「本洲一しぼりたて純米吟醸」(生酒)と「本洲一無濾過純米吟醸」(火入れ)です。
 酒米の新品種と既存品種の比較を試してみたい場合は、こちらと並べて較べていただくのもオススメです。
 
「本洲一しぼりたて純米吟醸」商品販売ページ
「本洲一無濾過純米吟醸」商品販売ページ

ブログに戻る